父と子と聖霊の御名によって。アーメン。いつくしみ深い神の恵みと平安が、皆さんとともにありますように。
主よ、傷ついた者を自ら探し求め、養ってくださるあなたに信頼します。主よ、憐れみたまえ。 キリストよ、誰ひとり見捨てることなく、寛大に報いてくださるあなたに依り頼みます。キリストよ、憐れみたまえ。 主よ、暗闇の谷を行くときも、私たちの傍らにいて勇気をお与えください。主よ、憐れみたまえ。
「わたし自身がわたしの羊を探し求め、これを世話し、養う」(エゼキエル34:11)。
今日の第一朗読で、神様は傷つきさまよう羊たちへ、力強い愛の約束を宣言されます。そして福音書では、ぶどう園の主人が、夕方五時に雇われた最後の人にも、最初の人と同じように惜しみない愛と賃金を注ぎます。「わたしが気前がよいので、ねたましく思うのか」(マタイ20:15)……。神様の恵みは、地上の時間の長さや計算では測れません。主の愛は、ただ純粋に、あふれるほど寛大なのです。
愛する兄弟姉妹の皆さん。
ベンジャミン・ヴォ君が天の牧者のみもとへ帰られてから、今日で9週間が経ちました。
ベン君は、その15年の生涯の中で、まさにこの主人のような寛大で温かい心を持った少年でした。
まだ幼い頃から周りの痛みに深く寄り添い、病気で苦しんでいた叔父様を助けるために、迷うことなく自分の大切な貯金箱をすべて差し出そうとしたことがありましたね……。損得や計算ではなく、困っている人を助けたい、愛を届けたいというその真っ直ぐな優しさ。ベンジャミン君のその純粋な心は、神様の無償の愛そのものを映し出す鏡のようでした。
お父様のアランさん、お母様のタオさん、そして愛する弟のライアン君。
地上でともに過ごした年月の長短にかかわらず、ベン君が皆さんと分かち合った愛と絆は、永遠の重みを持っています。神様にとって、ベン君の命は完全に満たされ、輝いています。
今、ベンジャミン君は、真の牧者であるイエス様の腕に抱かれ、聖母マリア様や聖カルロ・アクティスとともに憩いの水のほとりで安らかに休んでいます。そして天の上から、大好きなご家族、とりわけ弟ライアン君の歩みを、あの優しい笑顔で見守り続けています。
遠くから祈りを合わせている皆さん、病の床にあるお子さんたち、重い十字架を担うご家族の皆さん。神様は今、私たち一人ひとりの痛みを訪れ、豊かな慈しみで包んでくださいます。主の善意に信頼し、希望を胸に歩んでまいりましょう。アーメン。
For the intentions entrusted to Ben on our prayer wall:
At the Savior’s command and formed by divine teaching, we dare to say:
天におられるわたしたちの父よ、み名が聖とされますように。み国が来ますように。みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。 わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。アーメン。
主が皆さんを祝福し、あらゆる災いから守り、永遠の命へと導いてくださいますように。父と子と聖霊の御名によって。アーメン。
✝ 全能の神があなたを祝福し、父と、子と、聖霊の恵みがあなたとと もにありますように。アーメン。