父と子と聖霊のみ名によって。アーメン。主の平和が皆さんとともにありますように。
主よ、わたしたちの過ちをお赦しください。キリストよ、わたしたちに慈しみをお注ぎください。主よ、わたしたちの光となってください。
愛する兄弟姉妹の皆さん。
今日の福音で、イエス様はご自分の生まれ故郷ナザレへ向かわれました。
しかし人々は「この人は大工の息子ではないか」と言って、イエス様をつまずきの石としてしまいました…。(マタイ13:55)
あまりにも身近にいたがゆえに、目の前におられるイエス様の内に秘められた、神様の無限の愛と輝きを見失ってしまったのです。
私たちは時として、目に見える限界や、この世の時間の短さだけに目を奪われてしまうことがあります。
けれど、神様のまなざしは人間の小さな枠組みをはるかに超えて、どこまでも広く、深い空のように広がっています。
ベンジャミン・ヴォ君が天に召されてから、今日で6週間が経ちました。
ベン君は、澄み渡る空と飛行機が本当に大好きな少年でしたね。
いつか「コン・チム(小鳥)エアライン」という自分の航空会社を作るんだと、弾けるような笑顔で、くすくす笑いながら語っていたベン君のあの愛くるしい声を、今も昨日のことのように思い出すのではないでしょうか…。
彼が心の中に描いていたその飛行機は、ただの機械ではなく、愛するご家族やみんなを乗せて、神様の光の中へどこまでも自由に飛んでいきたいという、純粋な愛の翼そのものでした。
ナザレの人々は「大工の息子」という人間的な肩書きの中にイエス様を閉じ込めようとしました。
けれど、イエス様の本当の姿は、全宇宙を造られた神の御子です。
同じように、ベンジャミン・ヴォ君の15年という生涯を、私たちは決して「早すぎた終わり」という悲しみだけで測ることはできません。
ベン君という尊い魂は、いまや地上の重荷をすべて脱ぎ捨て、神様の御手の中で翼を広げ、天の国という永遠の空を自由に羽ばたいています。
お父様のアランさん、お母様のタオさん、そして弟のライアン君。
この6週間、静かな時間にふと切なさが押し寄せ、胸が締め付けられることがあるかもしれません。
しかしどうか忘れないでください。ベン君が「コン・チム」の夢を楽しそうに語ったときの、あの温かな笑顔を。
ベン君は今、天の宴で聖カルロ・アクティスとともに、イエス様と聖母マリア様の温かい腕に抱かれながら、皆さんを優しく見守っています。
この祈りを遠くから共に捧げている皆さん、特に病と闘うお子さんたち、そして重い十字架を背負っているすべてのご家族の皆さん。
神様は皆さんの流す隠れた涙を一つひとつご存じです。
主は今日の詩編で約束しておられます。「恵みの時に、豊かで揺るぎない愛をもって、わたしはお前に答える」と。(詩編69:14)
ベン君が夢見た小鳥の翼のように、神様の優しい平和と希望が、今日、傷ついた私たちの心にそっと舞い降り、包み込んでくださいますように。アーメン。
For the intentions entrusted to Ben on our prayer wall:
At the Savior’s command and formed by divine teaching, we dare to say:
天におられるわたしたちの父よ、み名が聖とされますように。み国が来ますように。みこころが天に行われるとおり地にも行われますように。 わたしたちの日ごとの糧を今日もお与えください。わたしたちの罪をおゆるしください。わたしたちも人をゆるします。わたしたちを誘惑におちいらせず、悪からお救いください。アーメン。
主が私たちを祝福し、あらゆる災いから守り、永遠の命へと導いてくださいますように。アーメン。
✝ 全能の神があなたを祝福し、父と、子と、聖霊の恵みがあなたとと もにありますように。アーメン。